Mega Rare !
Panama出身の名ピアニスト兼
オーケストラリーダーの
“Victor Boa”率いる楽団がリリースした
Beautiful Instrumental Tune !
“Victor Boa”が演奏するピアノが効いた、
Latin・Calypso・Jazzが融合された
極上のインスト曲。
ホーンセクション→ピアノ→ホーンセクション
→ホーンセクションのJazzyな流れが
めちゃカッコ良いです。
出だしから最高のPanamanian Jazz！
Wicked Instrumental Tune !!!
B面は、同楽団による別曲。
「Victor Boa Y Su Combo - Flinting」
こちらの面はVocal曲で、
アメリカではTwist、
ブラジルではサンバ・ルンバとあるように、
パナマでは、若い奴から年配まで
みんなFlintingを踊ってるよと歌うDance Tune。
前半部分でトリッキーな感じで
曲調が変わるところが、めちゃカッコ良いです。
踊れます！
Wicked Calypso Tune !
余談ですが、
この”Victor Boa”というアーティストは、
資料によると、
1925年にパナマ市の下の方にある
“El Chorrrillo”で生まれたそうで、
父親がオルガン奏者、
そして母親がピアニスト兼シンガーの
音楽一家だったそうです。
彼らから手ほどきを受け、
15歳頃にはすでにピアノを習得し、
40年代にはすでにパナマのジャズシーンで
活動していたそうで、
”The High Priest Of Jazz”や
“The Master OF The Key Board”
そして“Electric Man”などと呼ばれ、称賛されました。
彼のJazzの表現のスタイルを
自ら“Tambo Jazz”、”Pana Jazz”と名付け、
当時パナマシティーや、北部の都市Colonにある
ホテルやクラブで引っ張りだこになる程
人気を博したそうです。
地元の名ミュージシャンと
一緒に演奏するだけに留まらず、
USのSax奏者の”Charlie Parker”や
クラリネット奏者の”Woody Herman”、
Sax奏者兼ピアニストの””Gerry Mulligan”など、
パナマを訪れる名だたるミュージシャンとも共演し、
1947年からは”La Perfecta”という
Sax奏者の”Armando Boza”が率いた楽団にも
3年間所属していたそうです。
その後1950年には自身の楽団
”La Sonara de Victor Boa”を作り、
数多くのシングルを発表したそうです。
(“Victor Boa Y Su Combo”もその流れで
できたものだと思われます)
彼はJazzだけではなく、
“Lord Panama”や”Sir Jablonski”
今回ご紹介した”Two-Gun Smokey”など
カリプソのレジェンド達とも作品を作りました。
残念ながら、2004年12月に心臓発作で、
惜しまれながらも、人生の幕を閉じたそうです。
(Lydia Reid氏とRoberto Reid氏の記事を
抜粋・要約しました)
この盤のリリース時期などの詳細は不明ですが、
曲調の感じとレーベルデザインなどを考慮すると、
50’s後期〜60年初頭くらいではないかと思います。
(間違っていたら、すみません)
両面最高です！
Super Double Sider !!!
海外では探しているコレクターがかなり多く、
高値で取引されています。
コンディションが良いものが
出てくるチャンスは ほぼなく、
盤自体も なかなか見つからないと思います。
(LPもなく、再発もありません)
この機会を逃すと、次に音の良い盤に出合える確率は
かなり低いと思います。
Caribや中南米の国々の音楽に興味のある方や、
Latin・Calypso・Jazzなどの音楽が好きな方、
インストを集めている方等にはオススメしたい1枚。
大推薦盤！！！
Condition :
[A面] VG-
盤の見た目は、うすいスレ・スリキズあります。
音の方は、全体的にうすくプレスノイズ、
所々でポツノイズが軽くあります。
多少ノイズありますが、
音の抜けが良く、良好な方だと思います。
Playには全く影響ありませんが、
ホンのごくわずかOff Centreしてます。
(試聴で確認してください)
(過去に見てきた中で、一番音が良いです)
レーベルにスレあり。
[B面] VG-
盤の見た目は、A面と同様に、
うすいスレ・スリキズあります。
音の方は、全体的にうすくプレスノイズ、
所々でポツパチが軽くあります。
多少ノイズがありますが、
音の抜けが良く、良好な方だと思います。
Playには影響ないと思いますが、
わずかにOff Centreしてます。
(試聴で確認してください)
(過去に見てきた中で、一番音が良いです)
レーベルに書き込み・スレ・小さなダメージあり。
Panama Press
* 保管に起因するStorage Bendが
ホンのごくわずかありますが、
全く問題ありません。
試聴はプレーヤーの再生ボタンをクリックしてください。
(試聴は両面ともに長めにしてあります)
