今でも現役で活躍する名シンガー
“Derrick Harriott”が1970~71年頃に
リリースしたSweet Vocal Tune !!!
この曲は、資料によると、
元々は、彼と、高校のスクールメイトの
”Claude Sang Jr.”が歌ったものが最初で、
当時”Stanley Motta”
(“MRS”のレーベルのオーナー)に
ダブカットしてもらい
”Thunderbird Disco”というサウンドで
Playしてもらい当時大ヒットしたそうです。
”Coxsone Dodd”もこの曲を何とか手に入れようと
貴重なレコードと交換し手に入れたそうです。
“Coxsone”はこの曲を得意げにPlayしていましたが、
すぐに”Duke Reid”も手に入れ、
“Coxsone”は かけれなくなったそうです。
その後デュオは解散しましたが、
”Duke Reid”が1960年に
デリックの解散後に作ったグループ
”The Jiving Juniors”に歌わせて
正式にリリースしたという逸話が残っている曲です。
(“Jamaica Gleaner”の記事より抜粋・要約)
いかに誰もかけれない曲をかけるかという熾烈な争いを
当時ルールしていた2つのサウンドが常に繰り広げていて、
この元のテイクもその1つだったそうです。
このテイクは、
その後にDerrickがセルフリメイクしたテイクで、
やや早めのテンポのレゲエにアレンジされていて
“Duke Reid”のテイクとはちょっと感じは違いますが、
Sweetさは そのままに歌った、素敵なラヴソングです。
この曲は、”80’s Style”と称して、
のちに自身のレーベルでも再演しています。
それぞれの年代のを聴き比べしてみるのも面白いですね。
B面は、Version。
「The Crystalites - Lollipop (Version)」
Sweetな曲をお探しの方、
Loversが好きな方、
70’s ReggaeをメインにPlayされている方等には
是非Playしてもらいたい曲です。
推薦盤。
Condition :
[A面] VG-
盤の見た目は、うすいスレ・スリキズあり、
音の方は、うすいジリ、
所々でプチパチが軽くあります。
マスタリングに起因する歪みが
Vocalの高いところにあります。
その他は音の抜けは良いです。
(試聴で確認してください)
レーベルに書き込みあり。
[B面] VG-
盤の見た目は、うすいスレ・スリキズあり、
A面より やや多いです。
音の方は、軽くジリ、
所々でプチパチが軽くあります。
多少ノイズはありますが、大きなノイズはありません。
音の抜けは良いです。
Playには問題ありませんが、
ごくごく僅かにOff Centerしてます。
(試聴で確認してください)
レーベルに書き込みあり。
* Playには全く影響ありませんが、
保管に起因するBendがホンの少しあります。
試聴はプレーヤーの再生ボタンをクリックしてください。
(試聴は両面ともに長めにしてあります)